遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

連載小説「私の話2022」(仮題・書き直し) ⑥ / 朝のこと。

目次(「朝のこと。」の方が先に書いています。)

 

連載小説「私の話2022」(仮題・書き直し) ⑥

 寝る時間ギリギリにアップが終わった。前回は万年筆を持ち出すのを忘れたのではなく断念したほどだったが、今日は持ち出せたので少しは良いかと思ったのに、タイトルは数字を忘れるし、恐らく緊張で気持ちが悪くなるし、ペンを持つのもやっと、今もPCでダブルクリックができない。

 また、本文中でも、金を使うのが苦手というエピソードで、好きな高校に行かせてもらえず親が選んだ高校に特待生で行ったことを書けばよかった。ここは教師が生徒を虐めて自殺に追い込むのが好きというとんでもない高校だった。

 前回までは、こちら。

連載小説「私の話2022」(仮題・書き直し) ①

連載小説「私の話2022」(仮題・書き直し) ②

連載小説「私の話2022」(仮題・書き直し) ③

連載小説「私の話2022」(仮題・書き直し) ④

連載小説「私の話2022」(仮題・書き直し) ⑤

 

 続きは、こちら。

連載小説「私の話2022」(仮題・書き直し) ⑦

 

 ご参考までに2019年版。こちらは完結。原稿用紙110枚ほどの稿量。完成作です。

kakuyomu.jp

 

(スキャン画像の後にテキスト化したものへのリンクがあります。)

 

note.com

朝のこと。

 現在、午前9時だ。午前9時30分に訪問看護が来るので急いで書いている。金曜日に寓居を訪れるのは30歳代の男性なのだが、主治医に脅迫的に考えないようにアナフラニールを出しますねと言われたとき、先生に脅迫的に考えないようにと言われたんですねと何回、正しても言われ、ちょっと国語力に疑問が残る。

 さて、今朝はそれでも午前5時30分まで眠れ、昨日よりは眠れた感がある。それでも寝不足の感は否めないし、また目が覚めた瞬間から頭の中でジリジリと音がし始める。そして苦しい。今日は訪問看護の月曜日の担当者にSMSをするのは控えようと思ったのだが、結局はしてしまった。

 SMSを送るために何とか手にしたスマートフォンを見たら、Facebook Messengerでメッセージが来ていた。中学校の同級生から、弁護士の費用が高いというものだった。自分が依頼するという判断にグラつきが出てきたのか、死にたい気持ちも高まってしまった。

 午前8時半になったら区の担当の保健師さんに電話をしようと思うが、考えてみれば今日は休日だ。昨日は通院で疲れたので、税理士事務所の担当者に不動産売却は他に頼むという断りの電話を入れるのも今日にしようと思っていたのだが、それもできない。断るには力が要る。

 区の担当の保健師さんは一昨日に電話をしたら多忙らしく折り返しの電話がなかった。昨日も、朝から電話を入れているのだが折り返しの電話がない。こちらからガンガン架ければ出てくれるのだが、今は区役所の支所ではなく保健所にいるということなので、それも憚られる。

 全てのことに不満を持ってしまう。どうして保健師さんは折り返しの電話をくれないのか。そして、こうBlogを書こうとして、以前、運営していて人気BlogになったBlogのことを思い出し、それを炎上させて私の個人情報をバラ撒き閉鎖に追い込んだネットストーカーを恨みに思う。

 そして、胃が痛いので煎餅を買ってきて食べていたら訪問看護が来てしまった。訴えることは、ほぼ、このBlogに書いていることと同じだ。訪問看護の今日の担当者は、電子カルテが入っているタブレットとは別にキーボードを持ってきて、私が言うことをメモに取る。

 そして、それについて何か言うのだが、特に目新しいことはなかった。これだけ緊張や不安が多いと、あまり頭に入らないかもしれませんがというようなことを言われた気がする。不安と緊張で文章が通して読めないと言っているのだから、それはそうだろう。

 あと、前回も言われたが新し意見としては、イライラしてスマートフォンを見て、それで神経が持たなくなったとき、もう1つ、何かできると良いですねと言われた。内容としては、時計の針を見るなど何も考えないことが良いと言われている。

 また朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」をスマートフォンを縦位置にして刺激が少ない小さい画面で観て、昼食は冷凍食品のスパゲティーでも良かったなぁと思うが、コンビで中華丼を買ってきてしまった。今は金を使うのが、とにかく怖い。

 本当に味覚がない。餡のとろみも思ったほど感じなかった。楽しみにしていた木耳の歯ごたえもせず、玉ねぎだけがシャリシャリ言う。醤油の味なのか、かすかに焦げた匂いが鼻をくすぐる。これを食べたら原稿用紙を持って喫茶店に行くことにする。