遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

筆舌に尽くしがたい苦しさ。

 苦しみながら寝床の中で書き始めたのだが、やはり苦しくて1センテンスも書くことはできなかった。本当に喉元過ぎれば熱さを忘れるではないが、このときの苦しさは筆舌に尽くしがたく再現できない。

 今朝は午前4時半に汗ばんで目覚めた。それでも起きたときの気分はフラットで、いつもより30分、余計に寝られたので少しは楽かと思ったのだが、目覚めて30秒もせずに、またジリジリ感がするようになった。

 そして、頭の中でもジリジリするような音がし、やがて心臓が脈打つようになり、頭から足から身体全体がジンジンする。そして苦しい。この苦しさが、何とも表現できないのだ。死ぬほどの苦しさで、やがて本当に死んだほうがマシと思えるようになる。

 しばらく横になっているが、やはりジッとしていられない。早朝から訪問看護の担当者にSMSを入れていたのだが、朝一番に折り返し電話をくれた。この人がいなければ死んでいると思う。最初に強気に出られたときには、どうしようと思ったのだが、今は親身に対応していただいている。

 スマートフォンを見るが、あいかわらずジリジリしてTwitterのツィートひとつ見られない。購読リストに入れてあるBlogが更新されているので読みに行くが、3行づつ読んでは休んでという感じだ。

 しかし、イライラして起き上がって机にあるPCに向かっても、またイライラしてキーボードも打てないという有様だ。横になっているときに、後でPCで読もうと思ったものも、到底、読むどころではない。

 Eメールをチェックしたら実家の売約を依頼する予定の友人の弁護士から返信が入っていた。仕事の依頼を受けることと、来週、契約に来て欲しいこと、それに当たって連絡が取れる私の親戚を教えてくれと言う。私には兄弟だけでなく親戚もいない。

 PCを使ってネット配信の朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」を観る。回想やナレーション、音楽を使って感情移入を煽っているシーンがあるが、まったく感情移入できない。イライラして新しいタブを開いて他のページを見ていたりする。今日の「ちむどんどん」は「沖縄移住決定」という1文での要約だけしか頭に残らない。

 そして昼食。最近、過食気味だ。味覚が、ほぼないので、胃を満たすだけが目的になり、そうなると咀嚼しながらの満足がないので、つい多く食べてしまう。温度の変化が判り嗅覚はあるので、冷たくて皮の匂いが鼻に上がる最中アイスを食べるようになり、それも太る原因だ。

 しかし神経が持たない。1センテンスを書くのに10回くらいミスタイプしている。それも、単なるミスタッチではなく、全然、違う文字を打っている。そして、この文章全体もトータルで推敲したいが、そんなに神経は持たない。

 そして通院。先日、書いたように、クレジットカードを止めたので再発行手続きのために銀行に寄る。入口の係員(ローテラーと書いてあって、何の英語か暫し迷ったが、銀行窓口の女性が"bank teller"なので、おそらく"low teller"だ)に事情を話すと、それでは不正利用による再発行ですねと言われ、持参した書類(といっても通帳や身分証明書)を預ける。

 しかし、実際は客都合による再発行ですと言われ1,100円の手数料を支払った。(今、ものすごくキーを打つのが辛い。画面に表示される文字が私が叩いたつもりのキーと全然、違う。)弁護士には高級自動車1台分ほどの金を払わなければならないし、最近、出費に頭を抱えてしまう。

 そして通院。例によって主治医はフンフンと私の話を聞いている。あなたの場合、そのくらいのストレスだと、そのくらいの反応があるんじゃないかなと言う。弁護士のことについては友達甲斐がないとか弱みに付け込まれていると言われる。

 私は、こういうときに使うためだけに(他は仕舞ってある)ヘルプカードを持っているのだが、帰りの電車でシルバーシートに座ろうとしたら50歳代半ばの男性に割り込まれた。これから羽田空港に行くと思われる大荷物とキャリーカートを持ち子供を連れた女性が、その男性の向かいの席を譲ってくれた。

 先ほど私の機先を制して座った男性は私をジロリと睨み、私と目が合ったら居たたまれなくなったらしく視線を逸らして鞄からスマートフォンを取り出してモソモソ何かしている。しかし、シルバーシートに座ってみると、隣は40歳くらいのカップルがイチャ付いているし、そんな客ばかりで子供連れの女性に席を譲らせていいのかと思う。

 主治医は6月に、このクリニックに移ったのだが、私が以前のクリニックに通っていたときは外食して帰ったものの、今は味が感じられず勿体ないので帰って家で食べている。そしてアイスクリーム。

 本当に神経が持たない。このBlogを書きながらも他のことをして気を紛らわせている。インターネットブラウザーで新しいタブを開いてネットニュースを見たり、購読リストから他人のBlogを読んだり。

 しかし、今も頭がガンガンする。ネットニュースなどで実業家がお笑いを評したなどというのが流れており下らないなぁと思うが、だったら、お前は大したものを書いているのかと自問してしまう。

 書きながら、おそらく内容の重複などもあるだろうなと思う。下らないと思うどころか最初の文章から最後まで通して読むこともできないのだ。そして、少しずつでも見直すこともできず、アップする時間である。

 今日の命の危機60%。電車の中で座らせていただいて良かった。あれがなかったら家まで持たなかったかもと思う。しかし辛い。