遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

朝は眠れなくて死にたくなり、昼は本を読んで死の世界に引き込まれそうになる。


 毎日のことだが、昨晩も寝て30分で目が覚め、30分おきに目が覚める。そして午前1時前に目が覚めて、1時間以上、眠れない。目が覚めた瞬間、もっと寝たいなと思う。しかし、すぐに不安と焦燥感が上がってきて眠ることができない。

 もう、ボロボロである。しかし、身体はカーッと熱くなり、体温は37℃を超える。寝ていられない。そして、思うのは、常に、楽になり、楽になりたい、死ねたら楽なのに、そればかりである。

 しかし、今日は意を決して起き上がり、行きつけの喫茶店へ。先日、勢いで借りた本を持って行く。小林エリコ「私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに」(幻冬舎)。本当はデビュー作、「この地獄を生きるのだ」(イースト・プレス)が借りたかったのだが、図書館になかった。(ちなみに、私は幻冬舎の本は買わない。)

 

 上手く友達を作れなかった自分、他人との距離の取り方が判らなかった自分が思い起こされ、他人事ではなく心が痛む。筆者も自殺未遂を図っているが、私も、やはり出版社に勤めているときに自殺未遂を図ったことがある。本に書かれていることが身近に感じられ、死の世界に引きずられそうになる。

 そして、喫茶店で、店員さんに、最近、どうです? と訊かれて、母が死んで… と息せき切って話してしまい、あぁ、聞きましたという態度を取られる。ひょっとして、私、重い話をしてしまっているのだろうかと思う。

 やっぱり駄目だ、私は自己中心的で他人に好かれるような人ではないんだと思い、そのために、また辛さが募る。