遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

ステロタイプ。

 昨日、死んだ母のSuicaの払い戻しをしに、最寄りのJRの駅のみどりの窓口に行った。「これ、名義人が死亡して、私は子供なので払い戻しをしたいのですが」と言った。

 そうしたら、駅員さんが「では、委任状を出してください」とと言う。私は、あらかじめ戸籍(除籍)謄本を持ってきていたので、「ですから名義人が死亡したので、これで」と言って、それを差し出した。

 「では、これを書いてください」と出されたものは、やはり名義人と代理人を書く書類。私は黙って名義人の欄に母の名前を、代理人の名前に私の名前を書く。

 でも、名義人が死亡して… と言っているのに、その対応は如何なものか。何も考えていないのだろうか、疑問に思ってSNSに投稿した。

 そうしたら、「いや、それは何も考えていないのではなく、払い戻しという処理には、そういう対応をするように定められているので、そうしただけだと思いますよ」という意見が多数。

 私は事務職だったが、その書類が何の意味を持っているのか理解せずに処理をしたことはない。なんとなく、その駅員さんは何も考えていないように思えた。