遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

通院の記録(2023年07月27日編)。

撮影データ
日時:2023年07月28日・16時00分
ボディ:PENTAX K-70
レンズ:smc PENTAX-DA 18-270mmF3.5-6.3ED SDM の75㎜域
絞り:f10 (Auto)
シャッタースピード:1/400s (Auto)
感度:ISO 100 (Auto)
(プログラムAE)

 

 昨日は診察だった。診察時間は2分で、主治医のYouTubeについての話が6分ほど。診察室を出たら待っている患者が沢山いて、そんなことで時間を取ってしまって良いのかと思った。ちなみに診察では、ひと言「様子を見ます」とのことだけだった。

 

 さて、診察が終わって主治医のYouTubeの話になった。今回の主治医のYouTube動画は漫画についての話で、私は、まだ観ていない。編集は誰がしているのですか? と訊いたら、クリニックが外注に出しているんじゃないかなとのこと。

 さて、主治医も特定されるリスクがあるし作家の名誉にも関わることなので作家と作品名は出さない。私は漫画雑誌は読まないが「少年ジャンプ」で連載されているものらしい。それがあまりに詰まらないと言う。

 それが、簡単に言えば勧善懲悪なのだが、ものすごい長いのだけどストーリー性がないらしい。さらに言うと反主人公側の登場人物が強くなりすぎてしまって、無理矢理、勝たせている感じがして、プロセスがルーズでカタルシスがないと言う。

 面白くあるべき漫画が面白くないというのは、そこに病理があると考えると言う。理由は聞き逃したが、おそらく、虐めていたか虐められたことがある人間で、まぁ、書いているんだから虐められている方の人間だろうと思うと言う。

 人間の断面が描かれているだけで登場人物が成長しないのは、そこにトラウマがあるか何かで病的だと思うと言う。本当は、もっと漫画を酷評したいのだけど、そんな病気の人を酷評するわけに行かないので歯切れが悪くなっていますとのこと。

 動画の解説はともかく、あぁ、そういう意図で、この人はYouTubeをやっているのだという言葉が続いたので書いておく。曰く、カルチャーというのは非常に大事なもので、人の症状というのは文化の影響抜きには理解できない。

 50年前の医者がここに来て幼い子供のことを診られるかというと診られない。僕だって小学生から思春期の女の子から診なくてはいけないので、そういうカルチャーを知っておかなければいけない。

 サブカルチャーについて解説する先生って、あまりいないでしょ? でも、高血圧や糖尿病の話をするのに漫画の話をしても仕方がないけど、精神科は、どういう文化圏にいたのかを理解しないと診られないところがある。

 あなたにもあなたの親子関係の歴史がある。今日の診察で、僕は様子を見ると言ったけど、なかなか、あなたがお母さんを亡くして天涯孤独の身になって、不安で仕方がないと言っても、今まで親への反感で生きていたものが支えがなくなって、今度は何をバネにして、あるいは何を拠り所にして生きていくのか、なかなか難しい。

 しかし、何かの拍子で何かを見つけ出すしかない。それしかないので今は様子を見ることしかない。そういう、その人の歴史とか、どういう局面に立たされているのか理解しないと、人というものは語れない。

 50年前とは違う今の価値基準を知らずして症状を語れない。そういう意味で、今後も色々と動画をアップしていきますので、よろしくとのことだった。

 

 あなたにもあなたの~は、できれば診察で言って欲しかった。いつも、診察時間は短く話は結論だけなので、この人、国語力に問題があるのではないかと思っていたら、きちんと話すことができるではないか。

 

 今日は命の危機70%。昨日、酒を飲んだせいで睡眠が中断して3時間で目が覚めてしまった。ただ、それでもFitibitスマートウォッチによる「深い睡眠」は1時間。やっと、「深い睡眠」が5・6分という状況から抜け出すことができたが、やはり寝不足だし不安などが強い。

 

 

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