遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

沖縄で朝食を。

 「奴から電話があった?」と友人から電話があったのは1ヶ月ほど前のことだった。その友人とは高校の同級生(厳密には隣のクラス)で、「奴」が取り持って友人になった。私の通っていた高校は成績別のクラス構成になっており、「奴」は両方のクラスを行き来していたのだ。

 茨城県の高校だったのだが、3人とも同郷(東京)だったので高校生時代は普通に友達付き合いをしていた。まぁ、「奴」は、そもそも堪え性がない奴で、大学は高校の推薦で明治大法学部の二部に入学したのだが、入学金を払っただけで1回も大学に行かずに辞めてしまった。

 それでも私が高校を休学して市川市にある国立の精神病院に入院したときは、松戸に住んでいた彼は、高校の帰りに、まめに寄ってくれていた。良いことは何もしなかったわけでもなく、優しさも見せていた。

 それが、不遜と思われる態度になったのは、いつのことか判らない。私が会社を辞めてから、不動産屋を始めるのでリハビリがてら手伝って欲しいと言われ足代だけで手伝ってやっていたのだが、礼を言うどころか会社の金を抜いたと言いがかりを付けてきたりした。

 あと、最初に出てきた友人も言っていたのだが、何か判らないがスイッチが入ったようにキレ出す。論理としてはヤクザ以上に無茶苦茶で、それをFacebookに投稿したら、何の交友もない高校の同級生から彼は高校時代の彼ではない、危険だから近づかない方が良いとメッセージが来た。

 どうして「奴」がメンバーになっていたのか知らないが、その同級生がやっていたメーリングリストに「奴」の加入していて、好きな女の子なのか知らないが、会ってくれと投稿したという。さらに昂じて、会わないと危害を加えると投稿し、メーリングリストから除外した上に全員でEメールをブロックしたそうである。

 不動産屋も直ぐに辞め、家族とも何か揉めたようである。最初に出てきた友人から、沖縄にいるのだが帰京する金がないので貸してくれと電話があったという電話があったのは数年前のことだ。

 どうも家庭内で母親にDVを行なっていたようで、母親が家を出て行ったと言う。妹がいるのだが、その妹の家に身を寄せているというのが周囲の推測であったが、「奴」本人が言うには発狂して保護入院となり、その後は知らないと言う。

 ともあれ、帰京する金がなくなって沖縄に移住して、それからどうしたのか知らない。冒頭に出てきた友人には何回か電話があったようで、「奴から電話があった?」と、それ以前にも電話があった。私には沖縄のステーキが… などという電話が1回あった気がするが、よく覚えていない。

 で、そんな「奴」から昨晩、電話があった。アパートを借りて生活保護をを受けられるようになったが自炊する道具がないので買い食いになり食べるものがないと言う。いや、私も病気で何もできないのに親に借金を負わされ、当時の担当の保健師さん曰く「生活保護以下」の生活費でやりくりしていたときがあるが、何とかなかった。

 冒頭の友人に、その話をすると、奴のことだから豪遊して金がないんだと思うとのことだった。だって、普通に酒もタバコもやっているでしょうとのこと。そういえば不動産屋への通勤にもグリーン車を使っていた。それに、金を借りる立場なのに、やたら態度がデカい。

 考えてみたら昔から片鱗はあって、誘われて出掛けて行っても、用事が済んだら、来てくれてありがとうではなく帰っていいよと言われたことがある。何か、上手く書けないけど、何とか上手く仕立て上げれば、「ティファニーで朝食」のホリデー・ゴライトリーのように書けそうである。

 村上春樹の訳は"mean red"以外は完璧。

 

 他方、今日の私は命の危機65%。不安で寝汗をかいて寝が浅い。幸い、倦怠感はないが、不安が強く、それから来る希死念慮が少しある。そんなときに金の無心の電話など架けて欲しくないものである。

 

 

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