遺書。

私の生き様。毎日、午後9時更新。

成人の日は嫌いだ。


 私は子供のときから「ツルむのは不良の始まり」だといって、親に友達を作らせてもらえなかった。個人で携帯電話を持てる時代でもなく、同窓会の誘いも、すべて親が断ってしまった。

 郵便物も然りである。勉強をしなくなるからと出版社からの執筆依頼も、友達からの年賀状も、訃報さえも、すべて私の目に触れられないように捨てられてしまった。

 それでも、いくら何でも市役所から来るものだから成人式の招待状は届くと思っていた。しかし、待てど暮らせど一向に来ない。私は、成人式当日に強行突破して行こうと思っていた。

 そうしたら、また家庭内暴力だといって110番された。私は成人式が終わるまで、自分の部屋に幽閉され監視された。そのくせ、私の親は、後日、どの同級生も、とても良い成人式だったと言っているなどと言う。

 1月は、まず、お年玉を貰えないし、誕生日もプレゼントを貰えない。唯一、誕生日ケーキは実利的でないという理由でモロゾフのチーズケーキを買ってもらったことだけが1月の楽しい思い出だ。

 少し前、北里の看護学部に入って北里の医者と結婚した高校の女子同級生が、成人式なので子供に背広を誂えたという投稿をソーシャルメディアにしていた。二十歳で誂えというのが腹立たしいが、中学から私立で防衛医大に入学したと、また類する投稿をしていた。

 うちの親は、もし狂っていなくても北里の医学部には行かせてはくれないと思うが(慶應SFCも下宿するから駄目だった)、まぁ、親ガチャというのはあるものだなと、ついつい、この季節になると意識する。

 

 

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