昨晩は3時間、しかも魘されてウトウトとしか眠れていなくて、今日は昼寝もできなかった。眠れないのには理由があって、夜中、スマートフォンを見てみたら好きなピアノ配信者がTikTok LIVE配信をしていて、それを観ていたからでもある。
さて、そのピアノ配信者だが、この前、Twitterのスペースで話したのだが、やたら私は歓迎されている。といっても、私は積極的にコメントしているわけでもないし、少ないコメントが鋭いものでもなく、単に新規ファンの歓待だろうと思っていた。
今日の昼も、もう、私のワガママは何でも聞きますというような状態で、さすがに変だと思っていたが、理由は「報酬を貰いすぎているから還元したい」とのことだった。そんなに金を払っている自覚はない、というか、家計簿を見ても払っていない。
ちなみに、万単位のギフト(という形でTikTok LIVEでは金をアイテムに交換して贈る)が飛び交うTikTok LIVE配信において、私が送っているのはリクエスト1曲につき100~200円、他人と共同の曲目になれば数十円しか払わないし、技巧が必要なものだと300円くらい払うときもある。
TikTok LIVEでは「イベント」というものがあり、例えばSpotifyとの協業の音楽配信で曲を流したり、他のタイアップ・イベントに出場するのには、イベントの多くが受け取ったギフトの金額によって決まるため、バトルという良く判らないものに参加したりする人もいる。バトルで金を払ったことはないが、飛び交う金額を見ると驚く。
しかし、私が観ているのは、だいたいが楽器演奏者で、そういう人にとって、TikTok LIVEというのは実際のライブへの導線や、この人に習いたいという教室の宣伝だったりするそうだ。私は上記の金額を(TikTokは天引きが多いそうだから)友人のライブでやっている人たちの報酬を元に決めたのだが、食い扶持ではないから良いよとのことだ。
だから金は良いから実際に観に来てね・習いに来てねというのが付いてくるわけだが、例えば実際のライブに行ったらセトリは決まっているわけだし、実際、会場まで決まった時間に足を運ばなければいけないし、ジュークボックスだと思えば安いもの… という基準で考えて金を払っていた。
宣伝といっても、それで観客は腕を見るわけだから、手を抜いては演奏できない。それに、寝る前に、あるいはデスクワークをしながら視聴するのに、スマートフォンというデバイスは最適なものである。配信者の中にはYouTubeなら只で観られますと公言している人もいるが、なんか、それだとソソられない。なかなか上手くできている。
自分の立場を振り返ってみると、私の場合、原稿料は原稿用紙あるいはペラ1枚のレートで決まっている。芥川賞レベルになると幾ら、私の場合は幾らという感じで、そうなると、なかなか私は高い原稿料を貰っている。問題は、高いゆえか仕事の依頼が来ないことだ。ネット時代になって印税に近い形でPV数に応じて貰っている人もいる。
しかし、このBlogも、広告は入れているが、たしかに営利目的かと言われると、そうではない。もう何十年か前に数冊、出しただけの本や雑誌の記事のファンが、いまだに読んでくれるから書いているようなもので、毎日、更新しているのも訓練を兼ねていて、読みごたえがあるものは年に数本あればいいというスタイルでやっている。
Blogもそうであるが、TikTok LIVEは、営利目的のものと非営利目的のものが混在しているメディアである。非営利目的のものが多いのがYouTubeだったり、営利目的のものが多いのがPocochaだったりするが、だいたい、配信プラットフォームとしてのアプリケーションは、似たようなものである。
考えてみたら出版も同じで、クレジットカードや出版社の広報誌・フリーペーパーのような非営利のものも、少ないながら存在する。しかし、それらは売り手が値段を決めてしまっているので、面白かったからといって、愛読者カードを返信することはあっても追加で寄付したりすることはない。
そういう「相場」が決まっていないということで、まだまだLIVE配信アプリというのは未成熟なメディアであるといって良い。ちなみに、参考にしたライブハウスで活動している人たちの報酬は、ミュージックチャージからのバックと、自己集客に対する報酬の2本立てであるという。そういう基準すらない、まだまだ不透明なメディアである。

TikTokで見掛けた、外国人観光客に「そのカメラで写真を撮って」と頼まれ私はプロだからと言って金を請求し、できた写真は散々だったという動画。
@i.am.yurichan Of course, I’m a professional photographer.
♬ オリジナル楽曲 - Yurichan | Yuriko Toba
https://www.tiktok.com/@i.am.yurichan/video/7529316566777859335
"Yurichan | Yuriko Toba"というアカウントで「リアルな日本の声、届けます」と謳っている。
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