遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

音楽は文学、そしてそれは有名人が良いとは限らない。

 ちょっと題名が英語の非限定用法的になってしまったので解釈をしておくと、有名人が良いとは限らないというのは「音楽」に掛かる語句である。音楽について「も」有名人が良いとは限らないという意味で、この「も」を表現したかった。

 私が在籍(除籍された)していた大学で、私は文学部に所属していた。その大学は芸術系の学部がなく… というか、芸術全般は文学部で扱うことになっていた。芸術全般というか「コードとして扱うこと全般」という、ちょっと厄介な定義だった。

 例えば、コンピューター・プログラムのコードが動くか動かないかは工学部の扱いになるのだけど、そのコードが美しいかは文学部の扱になったはずだ。楽譜も然り。そうなるとコーディングの技術が必要になるが、なんせ除籍なので、そこは知らない。

 さて、TVレコーダーで、坂本龍一に関する番組を自動録画するようになっていたらしい。「題名のない音楽会」で葉加瀬太郎さんが若手を坂本龍一の楽曲を使って指導する番組が録画されていた。

 "Rain"は私が好きな曲で、たしかサブタイトルで"I want to be divorced"という副題がついていた。映画のその部分もオンエアされ、葉加瀬太郎さんが、それを汲んで解釈していたのだけど、なんか違うかな… という感じがした。

 今どきの若者が従順なのか知らないけれど、それを、葉加瀬さんの解釈通りに弾いてしまう。これで改善されましたというような放送がなされていたが、私は以前の解釈の方が「出ていってやる!」という勢いが感じられたけど、それがなかった。

 葉加瀬さんは離婚する悲しみ… みたいなことを言っていた気がするけれど、こんな奴、相手にできるか! みたいなときに、そんな感情が湧くのかどうか。私は結婚も離婚もしたことはないが、離婚した友人を見ると、だいたいがボロボロである。

 ともあれ、私は、葉加瀬太郎さんの映画の場面への解釈は、ちょっとそぐわないのではないかと思った。ただ、同じ番組中「ゴリラがバナナをくれる日」が取り上げられていて、それについては頓珍漢だったので、ちっとは理解が深まったかな。

 

 

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