遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

脱力したのでカメラの話。

 辛いことには変わりないのだが、今日の朝は久しぶりに楽だった。気温が冷たいせいもあるが、あまり汗をかかなかったし、苦しさも種類は同じでも軽減している気がする。普段はジリジリしていられないだが、久しぶりに午前7時過ぎまで横になっていることができた。しかし、さすがに辛くなって午前7時半が限度だった。

 その要因には何があるのかと訪問看護に訊かれるが、よく判らない。思い当たる節を覚えておいて苦しくなったらそれをするようにというのが訪問看護の指示だが、体調には波があるので無理して再現させようとしないようにという区の保健師さんの話と、真っ向、対立する。とにかく今は精神的な安楽を享受することにする。

 さて、私は写真を撮るのだが、少し前からWi-Fiを使ってカメラの画像をスマートフォンなどに転送するWi-Fi SDカード・東芝FlashAirで画像が転送できなくなった。ちなみにこのWi-Fi SDカードは東芝時代に製造中止になっている。今どきのカメラではWi-Fiは内蔵しているが、私のカメラ、PENTAX K-3とPENTAX K-50は古いのだ。

 2台のカメラで2枚の東芝FlashAirを使っているのだが、フォーマットしてもアプリを再インストールしても、両方とも使えなくなったので、恐らく、カード固有の問題ではないと思う。そもそも、新品で数千円だった(容量64GBのもの)東芝FlashAirが、今は2万円前後するので、そんなものは買わない。

 そこで、カメラの方を買うことにした。今日の話ではなく2日ほど前の深夜、苦しい最中に少しだけ楽になったときの決断で、冷静なら、そんな無茶はしないだろうと思う。買うものの選択肢は、ただ1つPENTAX K-70だ。最初から中古で買う予定だったのでPENTAX K-S2も考えたのだが、ケーブルレリーズが使えないというので止めた。


 

 

 価格比較のリンクを貼ったが、メーカー直販で66,000円ほど。PENTAXに強いと言われる八百富写真機店は、会員登録すると、もう少し安くなる。このBlogの読者の方はカメラに疎い方も多いと思うので書くと、これはボディのみで、撮影にはレンズが別途、必要になる(私は持っているカメラのものが使えるので今回は購入しない)。

 あまり詳しく書くと検索して私の売買履歴などを調べるイヤラシイ人がいるのだが、まぁ、履歴にある品物の詳細は調べるのにコツがいるメルカリなので書いてしまうと、展示品を購入したといういう出品があった。使用してないとは、どこにも書いていないのだが、付属品も使用してなさそうで、なんとなく新品の予感がした。

 そうなると、もう、早く誰かに買われないか気が気ではない。詳しく確認もしないで購入してしまった。店で買うことを考えれば、この値段は安いものである。そして、よくよく確認しないで購入し、ちょっと失敗したなということもあるのだが、無理やり納得させたのではなく、今になると、少しは買って良かったのかなと思う。

 今日、カメラが来た。まず、失敗したなと思ったことが先に目に入ったので、着いた当初は後悔が大きかった。なんと、保証書を始めとする書類一式とCD-ROMが入っていないのだ。売主の名誉のために書いておくと、商品の一覧画面には最初から写っていない。

 また、付属品が未使用なので購入した部分もあるので、本体以外の部分というのは、けっこう気にしている。なんとなく、リセールバリューというか、付属品は古いものを使い回しして未使用のまま取っておくという変な癖がある。また、他のものは購入できるが、保証書は購入できない。

 そして、付属のバッテリーを見たら、なんと未使用であった。バッテリーが未使用かどうか、どう見分けるのかというと、接点が汚れているかどうかである。1回でも装填したら跡が付く。それがないのだ。そして、カメラ本体を手にしたら、まったくテカリがないどころか、新品のゴムの感覚がある。

 ショット数測定サイト、ショット数.comでショット数を調べてみる。ちなみにメルカリで未使用に近いとして出品していた人が、ショット数を訊かれて3万ショットだと返答していた。私は、新品で買ったPENTAX K-3でも、そんなに撮っていない。そして、1枚、撮って、それが何枚目かを調べたら、何と…。

 

 本当に展示品だったとしても、展示してある間に客によって数百枚は撮られると思う。1枚も撮影されていないというのは本当に新品か、展示品といっても手に触れられないようにしてあったかである。この時点では、まだ、気分が高まったということはなくて、欠点ばかりが目に着いた。

 まず、重い。入門機なのにハイアマチュア向けのPENTAX K-3と、持ったときの感じは、ほとんど変わらない。そしてゴツい。ネットで散見される感想だが、ボタンの割り当ては、そう変わっていないのに、ボタンの位置が変わっているので慣れない。ケーブルレリーズの端子が変わったので専用品しか使えない。単三電池が使えない。

 とはいっても、重さも含め、なんとなく今まで使っていたPENTAX K-50よりは頑丈そうに見える。もっともPENTAX K-50は酔っ払ってタクシーを降りるときに地面に落としても壊れず、むしろ愛着が沸いた。さすがに、わざと落とす気にはなれないが、ちょっと荒く使っても大丈夫そうだ。

 色々と設定をしたら、彼女のバージンを奪ってしまったために勘違いした男ではないが、なんか、ずっと手元に置いておいても良い気がしてきた。雨が上がったら、とりあえず、このカメラに合ったデザインのストラップを買って装着し、その足で写真を撮ってこようと思う。

 

 今日は命の危機50%。まず今日は死なないと思ったのは、もう何ヶ月ぶり、いや何年ぶりだろうか。

 

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