遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

酔っぱらいの私の、死にたくて始めた、1日の、ほぼリアルタイムログ。

 早朝から苦しい。夜、何回も目が覚めたが、そのうち少なくとも1回は、また滝のような汗をかいたようである。目が覚めたら身体が湿っている。今日もほとんど眠れていない。そして、起きたら胃が変である。もっとも、いつも食べるものが朝は菓子パン1個、昼はカップラーメンとか、そんなものなので良くなるはずがない。

 不安である。昨日、保健師さんに電話をしたら、酒を飲もうと思うとは言っていないのに、更に胃を悪くするような飲酒をするのは矛盾していますよと言われた。何かをすることで高揚感が得られるから、飲酒ではなく部屋を片付けることで高揚感を得てくださいとか、酒をを飲むのは安易だし、それで生活を改善した人はいませんと言う。

 そして、物を捨てたり自分を変えることに抵抗感を感じる人たちがいますが、そうすると、あなたがなりたくないと思っている人種、何もしないで大変だ大変だと騒ぎ他人に迷惑だと思われる人種になりますと畳みかけるように言われる。

 八方塞がりだった。片付けるようとすると前途の多難さが実感され、高揚感など全く得られないどころか、手を出すのが怖くなり作業が進まず、むしろ不安が襲ってきて、今日のように滝のような汗をかいて目が覚め眠れず、起きても不安に苛まされ、逃げ場がなく苦しい。

 先週末は地獄だった。本当に酒を飲まずにはいられず、担当の訪問看護師さんには電話をすると酒を飲むことを許可して欲しいのかと詰られ、しかし本当に飲まないと死ぬのではないかくらいの勢いだったので、訪問看護に内緒で酒を飲んだ。昨日の保健師さんの反応は、それを聞いてのことだ。

 私の担当の訪問看護師さんが直接電話をしてきても良いとプライベートの電話番号を教えてきているのだが、どうせ同じことを言われると思って訪問看護のオンコールの電話番号に電話をする。今日は横になってゆっくり過ごして眠れそうなら眠ってください、酒については飲んでも飲み過ぎないようにと言われる。

 コンビニに朝食を買いに行くとマンションの1階に自転車を置いて縁石に腰を掛けて泣いている人がいる。先日、このBlogに、自分など、いつ犯罪を犯すかもしれないどうしようもない人間だと思うのに、ニュースを聞くと犯人のことを怒ってしまうというコメントを頂いたが、私も、その人が抱えている問題も知らずに、泣きたくても涙がでない自分を顧みて、その程度で泣くなよと思ってしまった。

 買ってきた朝食を食べていると担当の訪問看護師さんから電話があった。酒を飲むことを否定しようと電話をしてきたのだろうと思ったら、頓服で出されているヒルナミンを10錠を服んでも眠れないと言ったことに対してのようだった。1回3錠で出ているのに、それは先生に許可を取ったのかと訊く。私は許可を取った旨を話す。ずっと前のことですし話しましたよと言うと、先ほどの人は昨日のことと受け取ったのでとのことだった。

 やっと、Twitterで、いつも世話になっている山姥さんからDMが入っていることに気付く。元は、母が死んだとき、本当に死にそうで、そんな私を見守って励ましてくれたのが始まりである。本当に朝から晩まで、手続きをしている出先からでもリアルタイムでDMに返信して私を助けてくれた。今になると、山姥さんと担当の保健師さんがいなければ9割以上の確率で自殺していたと、今になると思う。

 母が死んだときほど自殺へ向かう気持ちというのは激しくなくなったのだが、今でも死にたい気持ちが強いので、私が助言を求めている。以前のような危篤状態は脱したのに勝手なものだなと思うが、同志だからと助けてくれていて、今でも私が頼りっきりになっている。ただ、山姥さんの捉え方も当時よりは軽くなった気がしてホッとしている。

 今日も山姥さんにTwitterのDMを入れたのは私の方からだ。以前、本当に自殺を考えたとき、心配を掛けたくないと思ってDMを入れなかったら、どうも察せられたようである。また、兄弟も従兄弟も叔父叔母もいない私にとって、唯一、話ができる相手となっている。

 長い遣り取りなので一部を要約しようとすると陳腐になってしまうが、今日も、担当の保健師さんも訪問看護師さんも、片付けることが唯一の解決策、酒は飲むなと言われ追い詰められている私を見て、精神疾患者にはとても困難な作業だと思う、死ぬことを考えるまで追い詰められているなら酒を飲んだ方がマシだと言ってくれた。

 山姥さんに、そう言われても、やはり保健師さんと訪問看護師さんに逆らうことになるということは怖かったが、けっきょく私は酒を飲んだ。安易な方向に流されたのではないと自分では思っている。私は自分で詳細な行動ログを取っているが、訪問看護師さんが「よく眠れると仰っていた日」の記録を見ると、訪問看護には言っていないが酒を飲んで、ヒルナミンを10錠服んでいる。

 しかし、ビールを500㎖で4本飲むが、まったく気持ち良くならない。酔ってはいる。片付けのプレッシャーからは楽になっている気がするが、これは単に感覚がマヒしているせいか。〆に昼飯として弁当を食べてしまったが、まだまだ飲み足りない気がする。ずっと避けてきたが、ここは、酔うことだけを目的にストロングチューハイとかを飲んでみるかな… と思う。

 ストロングチューハイを買ってきた。「自殺者メーカー」などと呼ばれて今は自主規制が激しいのか、アルコール濃度10%以上のものはなく、ハウスブランドのものが1つだけだった。「Asahi クリアクーラー ストロング」と書いてある。アルコール分9%。リキュールと書いてあるが、これは、例によってサトウキビか何かを発酵させた、合成アルコールに限りなく近い醸造アルコールだろう。そもそも、日本酒ではアルコールの添加自体をを嫌う、そういう存在だ。

 身体に悪いもの、と思ったら、飲むこと自体を躊躇して、飲みながら吐きそうになる。しかし、何とか飲み切った。多分、普通であればベロンベロンであるところだろう。しかし、私はγ-GTP1600から甦った猛者である(今でも180あるけど)。不自然な飲酒による肝機能障害を防ぎたいと思っている。これは飲むべきでない。吐き気はあったが、飲む快感が、全くなかったからだ。

 さて、リアルタイムで記録を残そうと思ったのは、書き始めたときは、もっと他の理由があった。酔っ払った今は、絶対に酔っているときは文章など書けないと思っていて、それでも中島らもなど泥酔していても書いていると言われる。そうなると酔っ払いながらも文章を書かなければならないと思ったからだ。当初とはだいぶ目的は違うと思うが、今日のBlogを終わりにする。

 当初の目的と違う結論で尻切れトンボで申し訳ない。死にたい気持ちは大分薄れたが、まだ予断を許さない。当初の目的に沿って後日加筆修正するかもしれない。