私の叔父はアル中だった。アルコール依存症という診断が下されたわけではないが、糖尿病で足の骨が壊死して切断かという事態にまでなり、医者に酒を止めるように言われたが、死ぬまで止められなかった。死因も酒だった。
とどのつまり我が家は酒に対しては寛容であった。私も20歳から飲んでいたが何も言われなかった。実家にいるときも独りで飲めば嫌な顔をされただろうが、コミュニケーションのための酒という大義があれば大丈夫だった。
今から20年前、もう独り暮らしを始めて10年以上が経ち、私も酒浸りの毎日を送っていたことがある。ストレスが溜まる仕事で、1日に缶ビール4本を飲みステーキを食べ、半年で60㎏太った。ウィスキーも、かなり空けていた気がする。
当時の医者は断酒だなんだと騒いでいた気がするが、やはり私も、ずっと精神科に通っているが、アルコール依存症だと診断されたことはない。今の主治医になって、少し厳しく言われたくらいだ。
そんな私が今、酒を飲まないのは理由がある。メンタルに不調を来たすのだ。気分が悪くなって、冷や汗を大量にかく。そんな私でも、酒が飲みたいと思うときがある。寝不足のときだ。
睡眠不足を手っ取り早く解消するのは寝ることだし、寝るために手っ取り早いのは酒を飲むことである。そして、それを欲する自分には、なかなか勝てない。以下、酒を飲みたい自分との戦いのツィートを紹介して終わりにする。
(これらのツィートのプロフィールに書いてありますが、主にTwitterはプライベートのアカウントで運用しており、これらのツィートは主にBlogへInstagramの画面を転載するためのものです。)
私は眠剤を飲むので酒を飲むのは昼なのだけど、今日は寝不足のせいか酒が飲みたくて仕方がない。医者等に止められているし体調を崩すので思い留まろうと必死。
— 𝐟𝐨𝐧𝐭𝐭𝐨𝐭𝐨 (@fonttoto) June 3, 2022
ビールを飲みたいけどコーヒーで我慢。 pic.twitter.com/VirZPXAEMp
— 𝐟𝐨𝐧𝐭𝐭𝐨𝐭𝐨 (@fonttoto) June 3, 2022
なんとか飲まずに行けそう。
— 𝐟𝐨𝐧𝐭𝐭𝐨𝐭𝐨 (@fonttoto) June 3, 2022
今日3杯目。 pic.twitter.com/E9dixO8reO
— 𝐟𝐨𝐧𝐭𝐭𝐨𝐭𝐨 (@fonttoto) June 3, 2022
もう大丈夫。
— 𝐟𝐨𝐧𝐭𝐭𝐨𝐭𝐨 (@fonttoto) June 3, 2022
飲酒の習慣はないのに、酒を我慢するのに半日以上、あれやこれやとやっている。ツィートにはないが、わざとスイーツなども食べている。アルコール依存症の患者の苦しみは、推して知るべしだ。