遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

不安から逃れられない。

 実は今、ベロンベロンに酔ってこれを書いている。以下の文章は酔う以前のもの。結局、飲んで逃げるのが情けない…。(追記・今、午後7時、今まで酔い潰れていた。しかも、飲み過ぎないように缶ビールは1本ごとに買いに行っているはずなのに冷蔵庫に1本ある。冷静でない。)

 

 昨日、前向きなことを書いておいて何だと思うが、今朝は早朝、不安で目が覚めた。いつもは滝のような汗をかいて目が覚めるが、今日は額(ひたい)のみだった。理由は、寓居が入っているマンションが建て替えというか再開発に入っており、ここ1年くらいで立ち退かなければいけないからだ。

 ところがである。寓居は2DKの広さがあるのだが、布団1枚敷くのがやっとである。本棚が4竿と、スチールラック(高さ2mのホームエレクター)が5竿入っていて、どれも荷物で一杯である。さらに、押し入れ収納ボックスが、畳1畳分、高さにして1m70㎝ほどあり、その奥の手が届かないところに、さらに荷物がある。

 引っ越しに、旭川工芸の本棚2竿と、その中の単行本、揃いのライティング・ビューローは持って行こうと思っている。それだけでも、普通の人に比べたら大荷物である。そこに、どうしていいのか判らない、この荷物。頭が痛くなる。

 今の家に引っ越してきて30年が経つが、ここに越してきたときは身ひとつだった。身ひとつといえば語弊があるかもしれないが、実際、引っ越し屋も使わなければ、レンタカーでライトバンを借りてTVや布団などを1回、運んだだけである。それが、である。最初の20年は綺麗に暮らしていますねと言われたのだが、それが、あるキッカケで汚部屋になったのは書いた

 しかし、日が経つにつれ、どんどん、処分し切れないものが具体的に頭を過ぎるようになった。本当、夢にまで出てくるようになったのである。あと1年で、家の中の荷物を1/3にしなくてはいけない、しかし、何を捨てていいのか判らない…。