遺書。

死ぬまで生きる。その記録です。毎日、午後9時更新。

優しさとは相手を理解し受け入れること。

 相変わらず、夜、汗をビッショリかいて目を覚ましてを繰り返して、ほとんど眠れなかった。やっと朝方になり午前9時までウトウトすることができた。午前9時は、汗を少しもかいていなかった。

 今日は訪問看護に電話をしたら、オンコールの担当が、ものすごく優しい人だった。優しさというのは、話を聞いてくれて、いつでもお電話をくださいねという態度にも表れているが、それだけではない。

 焦燥感や過剰な緊張で横になっているのが辛いんですと言うと、音楽を聴いてみましょうと言われて、それ、神経に触るんですと言うと、でしたら、飲み物を飲んでみましょうかと言われたり、私の言うことを受け入れてくれること。

 私の担当の訪問看護師さんは、「神経に触っても、皆、それを我慢して気を紛らわせているんです」などと言う。過剰な緊張も、気が紛れないこととして扱ってしまう。私には、相手の状況を理解し、受け入れる態度がないように思える。

 良いアドバイスをすることは、もちろん大切なことである。しかし、そのための第一歩は、やはり、相手を思い、相手の状況を的確に把握することではないかと思う。それには、やはり優しさが肝要だと思う。